『Hackenduro 2018』開催レポ第3弾 〜Hackenduroリピータースマートスピーカーで好き勝手開発する〜 (3/3)

こんにちは!
『Hackenduro』第3回目のレポート担当、東京のエンジニアの斎藤です。

Hackenduroへの参加は2回目になります。前回のHackenduroが楽しかったので、もう一度参加しようと思って、参加しました。いわゆるリピーターです!
参加者から見た前回からの進化と、開発の様子をお伝えします。

『Hackenduro 2018』開催レポ
[Hackenduro] 『Hackenduro 2018』開催レポ 〜京都でハッカソン&ブロックチェーン〜 (1/3)
[Hackenduro] 『Hackenduro 2018』開催レポ第2弾 〜新卒でもハッカソンでテストコードにチャレンジ〜 (2/3)


リピーター参加者から見たHackenduroの進化

Hackenduroの内容や、おしゃれなバエするホテルというのは以前の記事で十分伝わっていると思います。
本フィードでは、リピーター参加者として、前回のHackenduroから変化した部分をピックアップします。

一つ目「オンライン開催からオフライン開催へ!」
前回は各拠点毎に集まって開発を行い、私は東京で参加しました。大阪、北陸メンバーとチームを組み、開発中は一人で黙々と作業して、進捗確認のときのみ音声チャットで話す、といったことを行いました。
今回のチームも大阪、北陸メンバーでしたが、オフライン開催ということで、顔を見ながらワイワイと開発できて楽しかったです!


二つ目「事前にテーマを決めて各自やりたいことをやる!」
前回はテーマを決める段階からHackenduroがスタートしました。1日目はテーマを決める時間で、開発の時間が短くなってしまい、成果物が未完成で不完全燃焼な感じがありました。
今回は自分が興味を持つテーマを先に決めて、事前準備もしっかりと行ない、当日を迎えることができました。そのため、京都についた夕方からすぐに開発を始められ、たっぷりと開発時間を取ることができました。


三つ目「息抜きで京都観光!」
個人的な話ですが、前回のHackenduroは、開発を行う部屋に篭ってずっとPCの画面を見て正直辛かった!という反省点がありました。
今回はせっかくの京都ということで、息抜きで清水寺に行ってきました!まさかの改装中でしたが・・・


息抜きもして、開発もワイワイ楽しく、時間もたっぷり効率的にできて前回のHackenduroの反省点がしっかりと改善された、今回も参加してよかったと思えるイベントでした!

スマートスピーカーチームとして

スマートスピーカーチームを立ち上げた当初のメンバーは一人だったので、当日も一人で黙々と開発するのも良いかな?と思っていましたが、なんと4名のメンバーが集まりました。
しかし、チーム立ち上げ当初スマートスピーカーを持っているのは自分一人・・・本当に形になるのかなと心配しながらいざ当日・・・!

なんとチームメンバー全員がスマートスピーカー所持者に!!!
Google Home × 3名
Amazon Echo × 2名
初めはどうなることかと思いましたが、Hackenduroというイベントの機会に新しいデバイスに興味を持ってもらえて、私も開発のモチベーションが上がりました!!
事前準備でも各種アカウントを取得していて、すぐに開発に移る準備ができていました。
あとは開発していくだけ・・・!



テレビ連携したいのにそもそもテレビがない・・・!?
ホテルのWi-Fi環境でスマートスピーカーが見つからない・・・!?
スイーツパラダイスで甘いもの食べすぎて気持ち悪い・・・!?
などなど色々な困難がありましたが、スマートスピーカーチームとして楽しく開発できたかなと思いました。

成果物

私達スマートスピーカーチームでは以下のようなシステムを構築しました。

「声でSlackに休暇連絡をした後、テレビとPS4を起動する」という夢のあるシステムです。
「今日休みます!」という声に反応して、様々な処理(このフィードでは割愛します)を行ない、休暇の連絡をSlackに投稿します。

その後、「プレステを起動しますか?」と聞いてくるので「はい」と答えるとテレビがついてプレステが起動、リラックスできる環境が声だけでできあがってしまうという代物です。

Amazon Echo側は同じ機能を実装したらどっちが簡単?どう違う?というのを目的に作成しています。
GoogleHomeとAmazonEchoでは言語処理はそれぞれ違いがありますが、基本的な部分はGoogleやAmazonから提供されているものを使うため、差が無いというのが私の印象です。 結局スマートスピーカーは、声をトリガーとするもので、入ってきた音声を言語処理して、その後、何をどうするかのアクション部分の開発が重要で、一番大変なところです。

テーマも内容も自由なので、元々興味があった自宅のスマートホーム化に向けてHackenduroという絶好の機会を利用して開発を行ないました。スマートスピーカーを使って単純にやりたい開発をさせていただきました!

感想

Hackenduro2回目の参加ということで、前回の反省点が生かされたHackenduroになっていたと思いました。
私個人としては、オフラインで皆で楽しく、たっぷりと開発することができました。ホテルもきれいでしたし、食事の時間は普段関わらない別拠点の方ともお話ができ、有意義なイベントになったと思います。
第3回Hackenduroにもまた参加したいと思いました。
また、今回のHackenduroでスマートスピーカーの開発の楽しさが分かりました。照明やエアコンを声で一括操作できるようにしたり、新しい便利な機能を考えたりして、引き続き開発を行っていきたいと思います。

メンバー、参加者の皆さんはお疲れ様でした。運営の方々は楽しい時間をありがとうございました!